SL65AMGブラック…メルセデスベンツAMG最強のポテンシャル

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SL65AMGブラック…メルセデスベンツAMG最強のポテンシャル
SL65AMGブラック…メルセデスベンツAMG最強のポテンシャル 全 5 枚 拡大写真

英国BBC放送の人気番組『Top Gear』(トップギア)は5日、メルセデスベンツ『SL65AMGブラックシリーズ』のフルテストの模様を放映した。その映像が動画共有サイトで公開されている。

SL65AMGブラックシリーズは、2008年7月に発表。「ブラックシリーズ」とは、AMGのスポーツ性能をさらに研ぎ澄ませたモデルを指す。『SL65AMG』をベースに、AMG社内のAMGパフォーマンスセンターが1台1台、手作業で組み立てるエクスクルーシブなAMG車である。

エンジンはSL65AMG用の6.0リットルV12ツインターボを専用チューン。大容量ターボチャージャーの採用などを行い、最大出力670ps/5400rpm、最大トルク102kgm/2200 ‐ 4200rpmを発生する。これはSL65AMGと比較して、58psもパワフルだ。最大トルクはリミッターによって制限されるため同数値だが、リミッターを解除すれば122.4kgmに到達するという。

専用ボディもブラックシリーズの特徴。ボディパネルには軽量なカーボン複合素材、CFRPを使用。前後トレッドの97mm、85mmの拡大に伴い、フェンダーは大きく拡幅された。また、現行『SL』シリーズの装備のハイライトが電動開閉式の「バリオルーフ」だが、ブラックシリーズでは運動性能向上を目的に、これを廃止。開閉できない固定式のCFRPルーフに変更した。もちろん、足回りも強化されている。

車重がSL65AMGよりも250kg軽い1870kgになった効果も手伝って、ブラックシリーズは0‐100km/h加速3.8秒、最高速320km/hのパフォーマンスを実現。0 ‐ 100km/h加速は、ポルシェ『カレラGT』と同タイムだ。

SL65AMGブラックシリーズは、2008年11月、日本での販売を開始。12台限定で価格は4880万円だった。メルセデスAMG史上、最強モデルのフルテスト映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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