日産ディーゼル、元従業員がインサイダー取引の疑いで逮捕

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日産ディーゼル工業の元従業員1人が14日、さいたま地方検察庁からインサイダー取引(金融商品取引法内部者取引規制違反)の疑いで逮捕された。

調べによると、同社の元役員がボルボ社による日産ディーゼル株式の公開買付けに関する情報を公表の1週間前に実施された取締役向け説明会で入手。未公表情報を同社元従業員に伝えるとともに元従業員に指示し、元従業員名義の証券口座を用いて元役員の資金で公表前に同社株式の取引を行わせ、公表後に売り抜けて利益を得たと見られる。また、元従業員は自身の判断で、社外の第三者に資金を提供し、第三者に依頼して公表前に同社株式の取引を行い、公表後に売り抜けて利益を得ていた模様。
 
同社では「こうした事態が発生したことは、誠に遺憾であり、関係するすべての皆様に深くお詫び申し上げます」としている。今後、さいたま地方検察庁により捜査が進められ、また、証券取引等監視委員会によっても引き続き調査が進められる予定のため「事実関係の詳細についてはコメントを差し控えさせて頂きます」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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