日産ディーゼル、元従業員がインサイダー取引の疑いで逮捕

自動車 社会 社会

日産ディーゼル工業の元従業員1人が14日、さいたま地方検察庁からインサイダー取引(金融商品取引法内部者取引規制違反)の疑いで逮捕された。

調べによると、同社の元役員がボルボ社による日産ディーゼル株式の公開買付けに関する情報を公表の1週間前に実施された取締役向け説明会で入手。未公表情報を同社元従業員に伝えるとともに元従業員に指示し、元従業員名義の証券口座を用いて元役員の資金で公表前に同社株式の取引を行わせ、公表後に売り抜けて利益を得たと見られる。また、元従業員は自身の判断で、社外の第三者に資金を提供し、第三者に依頼して公表前に同社株式の取引を行い、公表後に売り抜けて利益を得ていた模様。
 
同社では「こうした事態が発生したことは、誠に遺憾であり、関係するすべての皆様に深くお詫び申し上げます」としている。今後、さいたま地方検察庁により捜査が進められ、また、証券取引等監視委員会によっても引き続き調査が進められる予定のため「事実関係の詳細についてはコメントを差し控えさせて頂きます」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る