【レクサス HS250h 発表】植物由来のシートクッションを採用
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従来のシートクッションに用いられるポリウレタンは、石油由来のイソシアネート、ポリオールを反応させて製造するが、今回開発した植物由来ポリウレタンでは、石油由来のポリオールの一部を非可食植物であるトウゴマ由来の「ひまし油」の成分に置き換えることに成功した。
開発品は、ひまし油の成分を分子レベルでポリオールに近い構造へと変性させる技術を用い、自動車用シートに要求される反発弾性、耐久性を確保した。これにより、乗り心地を含めた性能はそのままに、製造から廃棄に至るポリウレタンのライフサイクルにおいて、CO2排出量を抑制するとともに、石油資源の使用量低減を図ったとしている。
《レスポンス編集部》