飲酒運転を制止しようとした女性を突き飛ばし、死亡させる

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12日夜、愛媛県伊予市内の駐車場で、飲酒運転を制止された男が、制止しようとしていた女性を突き飛ばして転倒させる事件が起きた。女性は頭部を強打し、収容先の病院で死亡。警察はこの男を傷害容疑で逮捕している。

愛媛県警・伊予署によると、事件が起きたのは12日の午後7時35分ごろ。伊予市米湊付近にある駐車場で、59歳の男が酒に酔った状態のまま軽トラックを運転しようとしているのを、知人である61歳の女性が発見。男の右腕をつかみ、運転席に入るのを制止しようとしたところ、男に突き飛ばされた。

女性は転倒した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、約6時間後の13日未明に死亡した。警察は男を傷害容疑で13日未明に逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

男からは逮捕時に呼気1リットルあたり0.25ミリグラムのアルコール分を検出。事件発生時はさらに濃度が高く、泥酔に近かった疑いがあるという。

調べに対しては「突き飛ばしたわけではなく、手を振りほどいただけ」と容疑を否認。酒に酔っているにもかかわらず運転を強行しようとした理由については「翌日の仕事でクルマが必要だった」などとも供述しているようだ。

《石田真一》

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