ウィラー ビジネスクラスバス 導入…都市間高速バスのビジネス需要を喚起

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ウィラー ビジネスクラスバス 導入…都市間高速バスのビジネス需要を喚起
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全国へ高速ツアーバスを運行するウィラー・トラベルは15日、東京 - 大阪間にビジネスクラスバスを導入することを発表。7月17日から、東京 - 大阪間を1日1往復、2台の日野『セレガ・ハイブリッド』で運行する。

記者発表会場であり東京側の出発地でもある品川プリンスホテルには、「国内長距離バスでは初」(同社)の“ビジネスクラス版セレガ・ハイブリッド”2台が展示公開された。

室内は「ホテルのおもてなし」をキーワードに、通常は40席程度設けられる室内空間に、運転席側1列(ビジネスクラスコンフォート)、もう一方が2列の合計16席という新幹線のグリーン車並のゆとりをもたせている。

ビジネス利用ユーザーのニーズにこたえる車内設備として、1列側のビジネスクラスコンフォートには、個室空間を演出するカーテン、地デジ対応プライベートTV、ヘッドホン貸出などが備わる。

また、全席対応の無線LAN (IEEE802.11b・IEEE802.11g対応)を搭載し、消灯時間から朝5時までの間を除く時間帯で、無線LAN環境を利用できる。各席に100Vの“プライベートコンセント”も備える。

横幅65cmのシートは、132度+ゆりかご10度というリクライニング角度(電動)を持ち、「眠れない」「乗り心地が悪い」などのユーザーの声にこたえる。このシートには、ヒップ部分が沈むように傾斜するチルト機構を新たに追加し、頭と膝の高さが従来よりも近くなり、より深い眠りを誘う効果が期待できるという。

そのほか、室内後部には、ホテルを思わせる洗面台とトイレ、スーツを掛けるのに便利なクローゼットタイプのフロアも備わる。

乗降場所は従来のツアーバスなどとは異なり、ホテルと連携することによって、品川プリンスホテル(品川駅)、ホテルニューオータニ大阪(大阪ビジネスパーク駅)などを定めている。同社は、「ドアtoドアの利便性を向上し、ホテルから快適で優越感を感じる出発ができる」とPRし、都市間高速バスのビジネス需要を喚起したいと意気込んでいる。

《レスポンス編集部》

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