暴走族---台数は微増、検挙は微減

自動車 社会 行政

23日、警察庁は、今年上半期(1 - 6月)の全国の「暴走族の動向及び検挙状況」を発表した。

上半期の暴走族の集会や走行の回数は1778回、前年同期に比べて8.3%(136回)増加した。また、参加車両台数1万1823台、前年同月比で0.6%(67台)増加した。

しかし、周辺住民らからの110番通報件数や警察官による検挙人員は減少している(以下丸括弧内は前年同期)。110番通報件数は2万6158件(2万7055件)、道路交通法違反1万747人(1万6908人)、刑法犯・道路運送車両法違反などその他1413人(1381人)、法律違反による逮捕者は1548人(1587人)だった。

警察関係者は「暴走族は道交法の厳罰化で、分散、小集団化して摘発が難しくなっている」と話す。

また、警察は窓ガラスの着色フィルムや違法マフラーなど不正改造車についても、国土交通省と連携して取り締まりを強化している。

6月の1か月間を、全国の警察は「暴走族取締強化月間」、国土交通省は「不正改造車排除強化月間」と定め、合同取締りを実施した。全国で112回の取締りを行い、昨年より46件多い326件の整備命令を出した。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る