志賀日産COO、「EVはニッチにさせない」

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志賀日産COO、「EVはニッチにさせない」
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日産自動車の志賀俊之COOは27日、2010年末の投入を目指して開発中の電気自動車(EV)について「(環境性能に優れただけの)ニッチではいけない。自動車メーカーとして本格普及させるよう技術やコストに挑戦したい」と述べた。

同日、神奈川県横須賀市の同社試乗施設で開いたEV実験車両の発表会に出席、記者団に語った。志賀COOはニッチ商品にとどまらせないためには、ユーザーに「走行費用の優位性などを総合的に判断してバリューを認めてもらうこと」と強調した。

日産は来年末に、まず日米でEVを発売、2012年に世界レベルでの量産に入る計画。コスト低減などEVの課題について志賀COOは、ここ2年程度は「助走期間ともなる」とした。

12年の世界的な量産段階までには、コストについても十分な競争力をもたせるよう技術開発を加速させるというものだ。

《池原照雄》

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