横浜の看護師死亡事故、少年を起訴---刑事処分相当と判断

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今年6月に神奈川県横浜市都筑区内で発生した信号無視起因の衝突事故について、横浜地検は24日、横浜家裁が「刑事処分相当」と判断し、検察官送致(逆送)されていた18歳の少年を自動車運転過失致死傷罪で起訴した。

問題の事故は今年6月1日夜に発生している。横浜市都筑区茅ケ崎中央付近の市道を走行していた乗用車が、信号待ちをしていたクルマを追い抜き、赤信号の交差点に進入。対向車線側から青信号に従って右折してきたワゴン車と衝突した。

乗用車はスピンしながら道路左側に逸脱。そのまま歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた女性3人(31、43、49歳)をはねた。女性はそれぞれ数メートル弾き飛ばされ、全身を強打してまもなく死亡した。右折車を運転していた41歳の男性も打撲などの軽傷。警察は乗用車を運転していた18歳の少年を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕、3人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めていた。

少年は自動車運転過失致死傷の非行容疑で横浜家裁に送致されていたが、同家裁はは今月15日、「少年の過失の態様は悪質で、何ら落ち度のない3人の被害者を死亡させた」と結果の重大性を指摘した上で、「免許取得可能な年長少年(18歳)であり、刑事処分が相当」と判断し、検察官送致(逆送)を決定。横浜地検はこれに基づき、少年を同罪で起訴することにした。

《石田真一》

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