日立AICのコンデンサ事業を新神戸電機に売却

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日立化成工業と新神戸電機、日立AICは、日立AICのコンデンサ事業を新神戸に譲渡することで基本合意した。

日立化成グループは、世界的に市場の拡大が見込まれるエネルギー分野を今後の成長事業領域の一つに位置づけ、グループ各社が協力し、事業の拡大を図ってきた。

この取り組みの中で、従来から日立AICが取り扱い、風力発電や太陽電池発電などの新分野を積極的に開拓しているコンデンサ事業を、鉛電池からリチウムイオン電池までの蓄電池や電源システムの分野で長い歴史と実績を持ち、同様に新エネルギー分野に向けて事業を拡大している新神戸に移管・統合する。

これによって技術、営業、資材調達など広範にわたる相乗効果を発揮、蓄電デバイス事業、産業用エネルギーシステム事業全体としての成長が加速できると判断した。

今回、日立AICのアルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、コンデンサの中核材料となる蒸着製品の3事業を10月1日付けで新神戸に譲渡する。3事業合計の総資産は76億円、売上高115億円、従業員約350人。

事業の売却価格は今後、両社で詳細を詰める方針。

《レスポンス編集部》

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