シューマッハ、F1復帰…フェラーリが発表

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シューマッハ、F1復帰…フェラーリが発表
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フェラーリは29日、怪我で負傷したフェリペ・マッサ選手が回復するまで、ミハエル・シューマッハにF1のシートを委ねることを正式発表した。シューマッハは8月23日の欧州グランプリで、3年ぶりのF1復帰を果たす。

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25日のハンガリーグランプリ予選で、ブラウンGPのルーベンス・バリチェロ選手のマシンから脱落したスプリングが、後方を走行していたフェリペ・マッサ選手の頭部を直撃。マッサ選手は200km/hでタイヤバリヤに激突。意識を失い、ヘリコプターで病院へ救急搬送された。マッサ選手は、一命は取り止めたものの左目に重傷を負い、当面は療養を余儀なくされている。

フェラーリは急遽、代わりのドライバーを探すことになったが、7度のF1タイトルに輝き、2006年に現役を引退したシューマッハに、白羽の矢が立ったというわけだ。

しかし、シューマッハは、今年2月に出走したバイクレースで事故を起こし、首を負傷。まだ完治していないため、首に強烈なGがかかるF1ドライバーへの復帰は困難と見られていた。

また、現役引退から3年間のブランクがあるため、それを取り戻すにはある程度の期間が必要。完璧な状態ではなく急場しのぎでF1に乗るのは、シューマッハの考え方と相反することから、「復帰は200%ない」という関係者もいたほどだ。

そんな中、フェラーリは29日、「マッサ選手が回復するまで、シューマッハにF1マシンを委ねる」と発表。シューマッハも準備態勢に入っており、今後数週間をかけてトレーニングを行い、8月23日の欧州グランプリでF1復帰を果たすという。

シューマッハは、メディアの取材に対し、29日の午後にステファノ・ドメニカリ・チーム代表とルカ・ディ・モンテゼーモロ会長と協議したことを認め、「会談の場で、再びF1に乗ることを最終決断したんだ」とコメント。さらに、「今はフェラーリにとって、緊急事態だからね」と、チームの危機を救うべく、大役を買って出たことを明かしている。

同じく29日、BMWが今シーズン限りでF1からの撤退を発表するなど、最近のF1は低迷ムードが漂っていた。そんなタイミングでのシューマッハのF1復帰は、大きな話題となりそう。40歳の「赤い皇帝」の再チャレンジに期待が高まる。

《森脇稔》

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