スズキ、プレミアムセグメント初参入…キザシ 発表

自動車 ニューモデル 新型車
スズキ、プレミアムセグメント初参入…キザシ 発表
スズキ、プレミアムセグメント初参入…キザシ 発表 全 12 枚 拡大写真

米国スズキは30日、新型車『キザシ』を発表した。プレミアムミッドサイズセグメントにスズキが初参入するモデルで、将来はハイブリッドの設定も計画している。

【画像全12枚】

キザシは2年前から、コンセプトカーとして姿を披露してきた。今回はその市販バージョン。同社のグローバルなフラッグシップセダンとして、ブランドイメージ向上の役割を担う。スズキによると、ライバルはアキュラ『TSX』、アルファロメオ『159』、フォルクスワーゲン『パサート』だという。

外観はコンセプトカーのデザインを踏襲しており、フロントマスクはひと目でスズキ車とわかるアイデンティティを表現。短いフロントオーバーハングやボリューム感を持たせたボディラインの効果もあって、スポーティな雰囲気を発散する。リアはバンパーに内蔵されたエグゾーストパイプが特徴だ。

ボディサイズは全長4650×全幅1820×全高1480mm、ホイールベース2700mm。新型スバル『レガシィB4』(全長4730×全幅1780×全高1505mm、ホイールベース2750mm)と比較すると、キザシのほうが全長は80mm、ホイールベースは50mm短いが、全幅は40mm上回る。

エンジンは新開発の2.4リットル直4。ブロック、シリンダーヘッド、ピストンにアルミを使用した軽量エンジンだ。バランサーシャフトも採用し、NVH(ノイズ/振動/ハーシュネス)の低減を図る。

最終スペックは確定していないが、スズキによると最大出力は約200psとクラス最高レベル。米国EPA(環境保護局)高速燃費は、12.75km/リットル程度になるという。

トランスミッションは6速MTとCVT。CVTにはパドルシフトが組み合わせられる。駆動方式はFFと「i‐4WD」と呼ばれる4WD。FF走行を基本に「AWD」スイッチを押すと後輪に駆動トルクが配分され、滑りやすい路面での走行安定性を高めてくれる。

ハンドリングに関しては、ドイツ・ニュルブルクリンクとアウトバーンをはじめ、スイスアルプス、英国カントリーロードなど、世界の道で徹底的に鍛え上げた。

アルミ製サスペンションは、前がマクファーソンストラット、後ろマルチリンク。スプリングはKYB製だ。操縦安定性、乗り心地、NVHを高レベルで実現する。ブレーキは曙ブレーキ製の4輪ディスク。オプションで18インチのタイヤも装着できる。ESPや8個のエアバッグなど、安全面にも抜かりはない。

インテリアは左右対称のインパネが特徴。各部の素材は吟味され、プレミアムスポーツセダンにふさわしい仕上がりを見せる。前席はスポーツシートとなり、オプションでレザーが選択可能だ。室内空間は大人4名に十分なスペースを確保。出力425Wの「ロックフォードフォズゲート」オーディオ、i-PodやBluetooth接続機能など、オプションは豊富に用意する。

新型キザシは静岡県相良工場で生産。米国では今冬発売され、その後、欧州へも投入する。将来は、ハイブリッドモデルの追加を予定。小型車中心のスズキが、新たな顧客を獲得できるか注目される。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブラバス創業者の名を付した『BODO』に「カブリオレ」、1000馬力V12ツインターボ搭載…最高速360km/h
  2. トヨタ『プリウス』の車名が消える? “ハイブリッドの象徴”が迎えた転換期
  3. レクサス『NX』改良でデザイン刷新! 新世代ハイブリッド搭載で走行性能もアップ 2026年末以降発売
  4. ドゥカティの新世代V2エンジン搭載! 新型『ハイパーモタード V2 SP』&『デザートX』9月12日発売へ
  5. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る