明電舎で i-MiEV の納車式…今年度は10台購入

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明電舎で i-MiEV の納車式…今年度は10台購入
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明電舎は31日午前10時から、社用車として導入する三菱自動車製の電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』の納車式を東京・品川区大崎の明電舎総合研究所内で行った。

納車式で明電舎の稲村純三社長は「このi-MiEVには当社のモーター、インバーターシステムが採用されており、目の前の完成車を見てまさに感慨無量。明電舎が二酸化炭素(CO2)低減を目指す企業としてその普及のためにに貢献できることは大変喜ばしい。今後も環境関連事業に積極的に開発資源を投入して期待に応えたい」とあいさつ。片岡啓治会長も「歴史的な転換点にメーカーとして参画できることは責任と誇りを感じている」と述べた。

納車式には三菱自動車から相川哲郎・常務、関健次・調達本部副本部長、服部俊彦・関東三菱自動車販売社長らが出席。この3月までi-MiEV開発の責任者でもあった相川常務は「この4年間、明電舎さんらの協力で性能面や軽量化など大きな成果を上げることができて大変感謝しています。“百聞は一見にしかず”というように、電気自動車も“百聞は一乗にしかず”で、まずは1人でも多くのみなさんに乗っていただき、その良さを体感して頂きたい」と語った。31日からは、一般ユーザー向けの予約受注が開始されたこともあって、相川常務は国内営業担当としての意気込みも見せていた。

明電舎では5年間で100台のi-MiEVの導入を計画しており、今年度中に東京本社をはじめ、沼津事業所など各事業所に合計10台を導入、充電器も当面2基設置する。納車したi-MiEVの外観は、明電舎の社員が企業カラーのブルーを基調に地球をイメージしてデザインしたという。

《福田俊之》

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