スズキが発表した09年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比79.7%減の68億6100万円と大幅減益になった。
期中の四輪車販売台数は国内が同12.6%減の14万1000台、海外販売が同12.4%減の40万台となり、合計では同12.4%減の54万1000台となった。二輪車・ATVは同28.3%減の71万1000台だった。この結果、売上高は同36.6%減の5771億円と大幅減収となった。
損益では諸経費の削減で523億円などの増益効果があったものの、販売減などで733億円、為替差損で218億円の減益効果が打ち消し、大幅な営業減益となった。
経常利益は同72.3%減の126億円、当期純利益が同91.8%減の21億円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。