ヤマハ09年中間期決算…当期損益が747億円の赤字に転落

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機が発表した09年6月中間期の連結業績は、世界的な不況の中、先進国を中心としたレジャー商品の需要動向が悪化し、売上高は前年同期比33.3%減の5793億9300万円となった。

二輪車事業は、北米や欧州の売上げ減、為替換算の影響もあって売上げが同27%となったほか、マリン事業も欧米で低迷、同41.9%減、特機事業は米国での四輪バギーの販売減などの影響で同51.3%減となった。また、自動車エンジンやサーフェスマウンターの売上げも低迷した。

利益面では、徹底的な経費削減、緊急コスト削減プロジェクトの推進、設備投資圧縮に伴う減価償却費の抑制を実施したものの、販売の減少、来期の生産規模確保のための徹底的な流通在庫圧縮へ向けた減産に伴う限界利益減少の影響もあり、営業損益は338億2700万円の赤字、経常損益は368億8200万円の赤字となった。

中間期損益は業績悪化に伴う繰延税金資産の取崩しの影響もあり、747億円の赤字となった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る