ヤマハの梶川社長「下期の見方を誤り、責任を痛感」

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ヤマハの梶川社長「下期の見方を誤り、責任を痛感」
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ヤマハ発動機は4日、2009年12月期の第2四半期決算で、今期の営業損益が大幅に悪化し、870億円の赤字になると発表した。それについて、梶川隆社長は「下期の見方を誤り、責任を痛感している」と述べた。

当初、米国の需要が下期には底をつくと想定していたが、実際はまだまだ落ち込んでいる状態。「いくら減産しても追いつかない」と梶川社長は頭を抱える。

そのため、米国を含む先進国事業が当初の500億円の赤字から1000億円強の赤字に膨らむ見通しとなった。「これが営業赤字が大幅に悪化する原因」(梶川社長)

もちろん、もう少し早く対処していれば、これほどまでに赤字が膨らむことはなかった。梶川社長は4 - 5月の様子を見ながら対策を考えようとしたことを後悔したが、後の祭りになってしまった。

「来年はさらに下がると想定し、再来年には先進国事業が黒字にできるように、今からスピードアップをして中期経営計画を作り上げていく」と梶川社長は強調した。

《山田清志》

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