[VWエコドライブトレーニング]臨海都心お台場と首都高で実施

エコカー 燃費

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、8月1、2日の両日、東京・お台場で「Volkswagen Driving Experience - エコドライブトレーニング」を開催し、総勢55人のドライバーが参加した。 

エコドライブトレーニングは、2007年12月から日本で導入して以来、昨年は「フォルクスワーゲン フェスト2008」や正規販売店で30回以上実施実績があり、これまでに累計で1000人以上が受講している。

このトレーニングは、ドイツ本国で実績のあるエコドライブトレーニングをベースに、内閣府認証NPO法人「mobility21」と協同で開発した。日本で導入が進んでいるフォルクスワーゲンの先進パワートレインである「TSI」エンジンと「DSG」トランスミッションを搭載したクルマを使用し、交通のスムースな流れを重視した楽しいエコドライブを指導している。

燃費やCO2排出量などの個人の走行データは、ドイツモダンドライブ社の専用機器「Modern Drive Eco」によって計測・解析、参加者は1回目(通常の運転)と2回目(エコドライブ)の運転を、エンジン回転数と燃料消費のグラフの比較などで個別にクリニックを受けることで、客観的データで自身の運転を振り返ることができる。

今回は、同社のホームページに100人以上の応募があり、抽選で選ばれた人が、首都近郊を中心に参加した。お台場を基点に、首都高速の走行を組み込んだ約7kmのコースを2回運転し、同乗するインストラクターから、スムースなアクセル操作や、アクセルオフによる燃料カット、低いエンジン回転数を維持し高いギアで走ることなどを実践的に学んでもらった。夏休みの週末ということもあり、お台場周辺はかなりの渋滞に見舞われた時間帯もあったものの、エコドライブで参加者平均10.1%の燃費改善を記録し、20%以上の改善したケースも見られた。

参加者からは「エコドライブは我慢ではないことが分かった」、「エコ運転するためには交通状況の把握が大事と分かった」、「エコドライブでも十分に流れをリードできることが分かった。また、エコとセーフティの関連性、共通性もおもしろい発見だった」などの意見が寄せられた。

《レスポンス編集部》

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