オートバックス、米国子会社破たんと売却で特別損失と特別利益計上

自動車 ビジネス 企業動向

オートバックスセブンは5日、特別損失と特別利益を計上すると発表した。

特別損失は米国連邦倒産法第11章に基づく倒産手続中の100%子会社オートバック・ストラウスに対する貸付金に貸倒引当金を計上した。この貸付金、貸倒引当金は、連結財務諸表で連結会社相互間の債権として相殺消去されたが、オートバックスU.S.A.が保有するオートバックス・ストラウスの全株式を第三者に譲渡したのに伴って2009年4 - 6月期の連結財務諸表では相殺消去されず、この貸付金に対する貸倒引当金繰入額40億0900万円を計上する。
 
また、特別利益では、オートバックス・ストラウスの事業再構築引当金は、同社の倒産に伴いオートバックセブンが負担することとなる損失見込額を計上しており、今4 - 6月期決算で、株式譲渡によって貸倒引当金への振り替えを行うことなどから、事業再構築引当金戻入額35億1400万円を計上する。
 
また、この株式譲渡により関係会社株式売却益2億1800万円を計上する。
 
これら特別損益による税金等調整前当期純利益に与える影響は合計で2億7700万円の損失となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る