三菱樹脂、新鋳造技術の高品質アルミ鋳塊「アルファイン」を発売

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三菱樹脂は5日、アルミ合金連続鋳造品の製造で、アルミ鋳塊内のミクロ組織のばらつきを均一微細化する特殊な鋳造技術を開発したと発表。この新技術によって作られる高品質なアルミ鋳塊を「アルファイン」として10日から販売を開始する。

同社は、アルミニウム合金(ビレット、スラブ)や金型材、押出形材の製造・販売など、アルミの鋳造から加工製品までを一貫して手掛けている。長年培ったアルミ鋳造に関する技術を活かし、今回、表皮部から中心部まで均一微細な組織構造を持ったアルミ鋳塊を製造する特殊な鋳造技術を開発した。

新技術によって作られるアルミ鋳塊のアルファインは、従来のアルミ鋳塊と比較して、基礎物性が飛躍的に向上しており、鍛造及び切削加工素材などの広範な用途で、優れた特性を期待することができるとしている。
 
この新しい鋳造技術によるアルファインを、従来品よりも高品質なアルミ鋳塊として、改鋳事業の柱にするため、顧客に提案し、3年後の2012年度に売上高20億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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