メルセデスベンツ Eクラスワゴン 新型…走りと機能性

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ Eクラスワゴン 新型…走りと機能性
メルセデスベンツ Eクラスワゴン 新型…走りと機能性 全 5 枚 拡大写真

ダイムラーは5日、新型メルセデスベンツ『Eクラスワゴン』を発表した。動画共有サイトでは、早くもそのPRビデオが公開されている。

新型は1月にモデルチェンジを受けた『Eクラスセダン』をベースに、伸びやかなステーションワゴンフォルムを表現。ボディサイズは全長4895×全幅1854×全高1471mmで、Eクラスセダン(全長4868×全幅1854×全高1470mm)と比較すると、27mm長く、1mmだけ高い。1854mmの全幅と2854mmのホイールベースは同一だ。テールランプはセダンと共通イメージのデザインとした。

荷室容量は、最大1950リットル(VDA計測法)。簡単にリアシートが折り畳める「クイックホールド」機能が付いた。室内側からだけでなく、荷室側からもシートの折り畳み操作がワンタッチでできる。また、「イージーパック」システムも導入。電動開閉式リアゲートの動きに連動して、トノカバーも自動的に巻き取られるなど、使い勝手を高めた。荷室フロア下には、サブトランクが設けられる。

セダンとのメカニズムの大きな違いは、リアサスペンション。積載する荷物の重量にかかわらず、車高を一定に保つセルフレベリング機能を組み込んだ。さらに「ダイレクトコントロール」と呼ぶアダプティブダンピングシステムも採用。セダンと同様に、高いハンドリング性能と乗り心地を追求する。

エンジンはセダンと共通で、ガソリンとディーゼル合わせて全10ユニットを用意。排出ガス性能は、全機種がユーロ5に適合している。駆動方式はFRを基本に、一部グレードには4WDの「4マチック」が設定された。

安全面はセダンと同様に高レベル。9個のエアバッグをはじめ、「アテンションアシスト」「ディストロニックプラス」「プレセーフ」「ネックプロ」など、万全の備えを見せる。

新型Eクラスワゴンは、9月のフランクフルトモーターショーで正式発表。ドイツでの価格は4万1947ユーロ(約575万円)からで、納車は11月21日に開始される。新型の走りと機能性を紹介したPRビデオは、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る