ポルシェ カレラカップ ジャパン 第6戦…清水選手の連勝記録を止めたのは

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ポルシェ カレラカップ ジャパン 第6戦…清水選手の連勝記録を止めたのは
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7月25日、ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の第6戦が開催された。舞台はスポーツランド菅生。翌26日の第7戦と連日開催となる。

注目はこれまでの5戦で全勝を上げている清水康弘選手(ゼッケン8)の独走を誰が止めるか、だった。午前中に行われた予選では、大方の予想に反して、清水選手は4位に沈んでしまう。ポールポジションを獲得したのは終了間近に1分26秒852をたたき出したゼッケン92中村嘉宏選手。続いてクラスBながら2番手に食い込んだゼッケン55の水谷晃選手、そして3位にはGARMIN PORSCHEを駆るゼッケン88の塙翔選手が上位陣を占めた。

午後の決勝は、気温30度の猛暑。路面温度は40度近くまで上がり、コンディション的には今年一番の厳しさだ。

スタートでは3番手の塙選手が2番手の水谷選手を抜き去り2番手に浮上。4番手の清水スタートは好スタートを決めたものの、塙選手と水谷選手を交わすまでには至らず、中村選手、塙選手、水谷選手、清水選手の順でファーストコーナーへ進入した。その後方で6番手でスタートした浜野彰彦選手(ゼッケン38)と一ツ山康(選手(ゼッケン21)が接触、さらに後方の2台も巻き込まれてしまう。幸いにも4台は走行不能にまでは至らず再スタートし、レッドフラッグは免れた。

4番手の清水選手は予選の不振を取り返すかのような猛追を仕掛ける。2周目には水谷選手を抜き去り3番手へ浮上、2番手を走る塙選手に襲いかかる。塙選手も負けじと応戦し、トップの中村選手を交えた3台による抜きつ抜かれつの攻防が続いた。トップ3台の後方では水谷選手、マイケル・キム選手(ゼッケン16)が続き、さらに小林賢二選手(ゼッケン9)、桜井澄夫(ゼッケン2)、神取彦一郎選手(ゼッケン15)、海宝善昭(ゼッケン7)が激しいつばぜり合いを展開する。

残り5周になっても三つどもえの展開は変わらず。3番手の清水選手は執拗に塙選手を追い立てるものの、抜き去ることはできず、中村選手、塙選手、清水選手の順でそのままチェッカーを受けた。清水選手の連勝は5でストップした。4位に入ったのはクラスBの水谷選手、5番手には同じくクラスBのマイケル選手と続いた。

《北島友和》

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