[VWエコドライブトレーニング]マイカーで実践、効果はスグに発揮

エコカー 燃費
[VWエコドライブトレーニング]マイカーで実践、効果はスグに発揮
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東京・お台場で8月1・2日に開催された「Volkswagen Driving Experience - エコドライブトレーニング」に参加後、インストラクターからアドバイスされたポイントを踏まえて実際にマイカーでエコドライブを実践してみると、効果てきめん。エコドライブ実践前後で27%の燃費改善が見られた。

8月の週末、天気は雨、気温30度。東京都心から首都高速・常磐道を介してツインリンクもてぎを同ルートで往復。クルマは92年製2シーター車で助手席にも同乗者あり。常時エアコンを入れていないと辛い感じ。一般道・首都高・常磐道と、往復のすべてにわたり渋滞に巻き込まれず、往復での交通状況に大きな差は見られなかった。

こうした状況で、往路は普段使いのドライブで、復路はインストラクターのアドバイスを思い出し小まめに実践し、燃費を測定した。

往路の常磐道では追い越し車線と走行車線を行ったり来たりという運転で、エアコンも常にオン。追い越し車線では後続のクルマに煽られ、ドンと加速させられる場面もあった。

いっぽう復路の常磐道では、アクセル量を定め、走行車線を80km/h以下の一定のスピードで走る。ICの出入り口付近では第2走行車線(3車線での真ん中車線)へと渡り、出入り口付近での加減速を控えたりし、前方の交通状況をいち早く察知することを心がける。また、エアコンも適宜オン・オフを繰り返す。

高速道路上とツインリンクもてぎまでの一般道(山道)では、上り坂では回転数をできるだけ一定にするようにギアチェンジ。下り坂ではクラッチを切りニュートラルで滑走するように運転してみた。

こうした細やかなエコドライブを試みた結果、往路の燃費は19km/リットル、復路は26km/リットル。およそ27%の改善が見られた。今回の目的地が高地で全体として往路が登り、復路が下りであることから、平地での移動であれば2割弱の改善が期待できるのではないか。

明らかに復路のほうが操作数が増えるが、運転する楽しさは損なわれていない。むしろ楽しめる部分のほうが多いとも思う。エコドライブ未体験の人は、次回のVWエコドライブトレーニングに参加しマイカーで実践してみてほしい。

《レスポンス編集部》

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