【フランクフルトモーターショー09】マツダ CX-7 ディーゼル、日系乗用車メーカー初のシステム

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトモーターショー09】マツダ CX-7 ディーゼル、日系乗用車メーカー初のシステム
【フランクフルトモーターショー09】マツダ CX-7 ディーゼル、日系乗用車メーカー初のシステム 全 8 枚 拡大写真

マツダは18日、9月15日から27日に開催される第63回フランクフルトモーターショーに、「MZR-CD」2.2リットルディーゼルエンジンを搭載するなどした『CX-7』のマイナーチェンジモデル(欧州仕様)を出品すると発表した。
 
この新しいディーゼルエンジン搭載モデルは「SCRシステム」を搭載することで窒素酸化物の排出量を大幅に低減し、欧州の厳しいエミッション規制「Euro5」に適合する優れた環境性能を実現。
 
SCRシステムは、尿素水「AdBlue」を触媒の手前の排気管内に噴射し、排出ガスと化学反応させることで、排出ガス中の窒素酸化物を約40%無害な窒素に変える排出ガス浄化処理システム。これまでは、システムが大きいためトラックなど大型車に搭載例があるだけだったが、マツダは荷室下部に設けたAdBlueの貯蔵タンクをはじめ、システム全体の小型・軽量化を実現し、日本車メーカーとして初めて乗用車への搭載を可能にした。
 
CX-7ディーゼルエンジン車は、ガソリンエンジン車と同じ荷室容量455リットルを確保。また、マツダのSCRシステムはAdBlueの消費量の低減を図り、通常走行の場合2万km以上無補給で走行できる。
 
CX-7ディーゼルエンジン車は、2009年10月に欧州、11月にオーストラリアで販売する予定。
 
マツダはこのほか、『MX-5(日本名『ロードスター』)Superlight Version』を世界初公開する。

【画像全8枚】

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. ホンダのアドベンチャー・スクーター『ADV160』とその実力は?…10月のモーターサイクル記事ベスト5
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る