災害時の移動支援情報を共有 ホンダなど3社が提供

自動車 ビジネス 企業動向
災害時の移動支援情報を共有 ホンダなど3社が提供
災害時の移動支援情報を共有 ホンダなど3社が提供 全 4 枚 拡大写真

ホンダは、インクリメントP、ゼンリンデータコムと共同で、大規模地震発生時に道路での移動を支援する新サービス「災害時移動支援情報共有システム」を構築、9月1日から「インターナビ・プレミアムクラブ」をはじめとした各社専用ウェブサイトとホンダインターナビシステムで運用を開始する。

災害時移動支援情報共有システムは、救済や避難を目的とした道路での移動を、情報面から支援するシステム。従来、災害発生時の道路通行止めなどの情報は、道路管理者や自治体ごとに個別に文字情報で提供されるケースが大半で、一元的に情報を入手することが難しかった。

今回のシステムでは、災害発生後の実際の通行実績情報、航空写真による道路被災情報、ネットユーザーからの現地情報を一元的に集約、閲覧が可能。

システムは、日本気象協会が公表する震度5弱以上の地震発生の情報をもとに自動的に起動する。そしてホンダの「インターナビ」やパイオニアのスマートループ対応ナビによるフローティングカーデータでの通行実績情報、「MapFan Web」や「いつもNAVI」といった各社地図コミュニティーサイトでの投稿情報をリアルタイムに集約し、各社がインターネット上で提供するサイトの地図上に表示・公開する。

これらの情報は、インターネットを利用できる環境にあればだれでもアクセスが可能で、被災地での移動にあたり、道路状況の把握に活用することができる。

今後、このサービスに賛同するコンテンツ提供者を増やし、より役立つシステムに発展させることを目指すとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る