日産自動車が28日発表した7月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数が前年同月比15.9%減の26万5623台となった。
国内生産は同28.3%減の9万2609台と不振だった。輸出が大幅に落ち込んだため。
国内販売は同1.8%減の6万0711台だった。補助金やエコカー減税でスモールカーの販売が順調で、小幅なマイナスにとどまった。
輸出は同50.0%減の4万1702台だった。北米向けが同16.8%減となったほか、欧州向けが同83.4%減、その他地域向けも同64.6%減だった。
海外生産は同7.4%減の17万3014台と、1ケタ台のマイナスにとどまった。中国が同42.8%増の5万4265台と過去最高となった。米国は同32.2%減の3万463台、メキシコが同13.6%減の2万8672台だった。英国は同6.3%増の3万7754台と順調だった。