A5カブリオレは、アウディのプレミアムブランドとしての認知を更に広めるべく導入されたモデル。年内の販売目標台数100台に対し、予約受注分で既に約30台が成約済みで、予想以上の売れ行きにドイツ本国への追加注文を打診したという。
オープンモデルでありながら、4人が余裕をもって座る事が出来る室内空間、オープン時(ルーフ収納時)でもゴルフバッグ2つを収納できるトランク容量を持つなど、デザインだけでなく実用性を高めたことが好評につながっていると見られる。
アウディジャパンの相良プロダクトマネージャーは「A5カブリオレは、新しいスタイルのMPV。スタイルと使い勝手を両立することで、男性にも女性にもアピールすることができる」と語る。
「通常アウディ車は40 - 50代がメインターゲットですが、よりアクティブな30代 - 40代にも訴求できると考えています」と販売層を更に広げていく姿勢を見せる。
「また、今回は外装、内装、ソフトトップの組合わせを標準で196通り用意しています。オプションのエクスクルーシブを設定することでそれは1万3000通りにもなる。販売の効率を考えれば、モデルは絞らなければならない。しかしユーザーがプレミアムブランドに求めるのは『自分らしさの表現』なんです。アフターサービスも含め、あらゆるユーザーのニーズに応える事が出来ることこそ、プレミアムブランドとしての価値なのだと考えています」と語った。