日産 NV200バネット、福祉車両を2車種設定

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日産 NV200バネット、福祉車両を2車種設定
日産 NV200バネット、福祉車両を2車種設定 全 9 枚 拡大写真

日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは7日、多目的バン『NV200バネット』をベースにしたライフケアビークル(LV)「チェアキャブ」と「アンシャンテ・ステップタイプ」を設定し、10月9日から発売すると発表した。
 
NV200バネット「チェアキャブ」は、車両後部のスロープから、車いすのまま車内に乗り込める車両。コンパクトなボディサイズでありながら充分な室内空間を確保しているNV200バネットの特長を活かし、主に病院や福祉施設の送迎車や介護タクシーなど、法人向けの需要に適した多人数乗りの車いす仕様車とした。

車いすの乗員を含めて6 - 7人が乗車することが可能。2列目には専用形状シートを採用し、助手席側スライドドアから室内への乗降性を向上させたほか、乗降用手すりや電動式スライドステップなどを装備することで、車いすの乗員だけではなく、介助者や自力で歩行できる人にも乗降しやすい仕様とした。
 
また、使い方や乗車人数に合わせて3種類の室内レイアウトを設定。車いす2人仕様は、2列目シートの位置とその後ろに、車いす2人が同時に乗車できる。車いす2人を含めて6人が乗車可能。車いすの代わりにストレッチャーで乗車することもできる。
 
車いす1人仕様専用サードシートなしは、車いすを2列目シートの後ろの位置に乗車する。車いす1人を含めて6人が乗車可能。介護タクシーなどとして事業用登録ができる。
 
車いす1人仕様専用サードシートありは、車いすを2列目シートの後ろの位置に乗車する。車いすの横にシート(専用サードシート)があり、介助者などが車いすと並んで座ることができる。車いす1人を含めて7名が乗車可能。

「アンシャンテ ステップタイプ」では、車内への乗降を容易にする電動式スライドステップを、助手席側スライドドアの下に装備した。ステップが一段増えることで、お年寄りやこどもなどの乗降時の負担を軽減することができるとしている。

価格は、車いす2名仕様6人乗りが253万円。

《レスポンス編集部》

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