ホンダ研究所鈴木氏「二輪車のスペック重視の時代は終わった」

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ホンダ研究所鈴木氏「二輪車のスペック重視の時代は終わった」
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ホンダは8日、同社が開発した二輪車用オートマチックシステムの発表会を開催した。本田技術研究所常務取締役・鈴木哲夫氏は、「二輪車業界はスペック重視の時代が終わり、いまは別の価値観が求められている。今回発表した技術がユーザーの役に立ち、喜ばれることを願っている」と話した。

ホンダ(本田技術工業株式会社)代表取締役社長・伊東孝紳氏は、二輪車市場の現状を紹介。日本と欧米での二輪車は嗜好品。走る楽しさや持つ喜びを味わえる、趣味性の高い製品が好まれている。一方、『カブ』のユーザーが多い新興国では、簡単に操作できる実用性の高い二輪車が求められていると語る。

今回発表されたオートマチックシステムはそれぞれ、これら2種類の二輪車用に開発された。発表されたのは大型スポーツ二輪車用のオートマチックシステム「デュアルクラッチ・トランスミッション」と、カブ系エンジンに採用可能な「CVマチック」の2種類。

これらのシステムは新技術ということもあり、出願特許件数はデュアルクラッチ・トランスミッションは100件で、CVマチックは14件。

《佐藤隆博》

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