ホンダ研究所鈴木氏「二輪車のスペック重視の時代は終わった」

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ研究所鈴木氏「二輪車のスペック重視の時代は終わった」
ホンダ研究所鈴木氏「二輪車のスペック重視の時代は終わった」 全 7 枚 拡大写真

ホンダは8日、同社が開発した二輪車用オートマチックシステムの発表会を開催した。本田技術研究所常務取締役・鈴木哲夫氏は、「二輪車業界はスペック重視の時代が終わり、いまは別の価値観が求められている。今回発表した技術がユーザーの役に立ち、喜ばれることを願っている」と話した。

ホンダ(本田技術工業株式会社)代表取締役社長・伊東孝紳氏は、二輪車市場の現状を紹介。日本と欧米での二輪車は嗜好品。走る楽しさや持つ喜びを味わえる、趣味性の高い製品が好まれている。一方、『カブ』のユーザーが多い新興国では、簡単に操作できる実用性の高い二輪車が求められていると語る。

今回発表されたオートマチックシステムはそれぞれ、これら2種類の二輪車用に開発された。発表されたのは大型スポーツ二輪車用のオートマチックシステム「デュアルクラッチ・トランスミッション」と、カブ系エンジンに採用可能な「CVマチック」の2種類。

これらのシステムは新技術ということもあり、出願特許件数はデュアルクラッチ・トランスミッションは100件で、CVマチックは14件。

《佐藤隆博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  2. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る