メルセデスベンツ GLK に2種類のクリーンディーゼル搭載

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ GLK に2種類のクリーンディーゼル搭載
メルセデスベンツ GLK に2種類のクリーンディーゼル搭載 全 2 枚 拡大写真

ダイムラーは10日、欧州向けの『GLK』に2つの新グレードを追加した。どちらも最新クリーンディーゼルを搭載し、運動性能と環境性能を高レベルでバランスさせている。

「GLK220CDIブルーエフィシエンシー」は、直噴2.2リットル直4ターボディーゼル(170ps、40.8kgm)を積む。最大トルクは1400 ‐ 2800rpmの常用域で発生。2000バールという高圧燃料噴射を可能にするピエゾインジェクターやEGR(排出ガス再循環システム)を採用するなどして、欧州複合モード燃費15.62 - 15.66km/リットル、CO2排出量158 - 168g/kmという優れた環境性能をマークする。トランスミッションは6速MTで、0 - 100km/h加速8.5秒、最高速205km/hと、動力性能も必要十分以上だ。

「GLK250CDI・4マチックブルーエフィシエンシー」は、直噴2.2リットル直4ディーゼルにツインターボを組み合わせる。最大出力は204ps、最大トルクは51kgmと非常にパワフル。最大トルクは1600rpmという低回転域から生み出される。

トランスミッションは7速ATの「7Gトロニック」。0-100km/h加速7.9秒、最高速213km/hという卓越したパフォーマンスを発揮する。欧州複合モード燃費14.92km/リットル、CO2排出量176g/kmと環境性能も良好だ。

2グレードともに、排出ガス性能は欧州ユーロ6と米国BIN5に適合。タイヤは235/60R17サイズの低転がり抵抗仕様で、オンデマンドの燃料ポンプ、省エネ型の電動パワーステアリングも採用された。

新グレード投入と同時に、GLK全車が装備をグレードアップ。「キーレスゴー」「コマンドAPS」、リアビューカメラ、「インテリジェントライトシステム」などのアイテムが用意された。「ARTICO」と呼ばれる2トーンレザーも設定。AMGスポーツパッケージをベースにした「EXTERIEUR」もラインナップされる。安全面では骨盤部を保護するエアバッグ、事故の際にステアリングホイールを跳ね上げて脱出をサポートする機構が標準装備されている。

新しいGLKは今秋、欧州で販売がスタート。『Cクラス』や『Eクラス』などに続いて、メルセデスベンツ各車へのブルーエフィシエンシー拡大設定が続きそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る