3週間前のバレンシアに続き、イタリアGP(13日決勝)で今季2勝目をマークしたブラウンGPのルーベンス・バリチェロ。
2ストップ作戦を取ったポールポジションのルイス・ハミルトンに対し、1ストップを選択したバリチェロは、ミスをすることなくチームから要求されたマージンを作り出すことに成功。見事にハミルトンを逆転した。
「最高の気分だ。チェッカーを受けた直後にも言ったように、言葉にならないよ。タフなレースだった。KERSを搭載したコバライネンが攻めてきたけれど、なんとか守りきった。最初のラップが良かったことがレースを決めたと言っていい。 努力を注いでくれたチーム全員に感謝したい。作戦は完璧だったよ。金曜日からの見事な仕事ぶりがここにつながったんだね」とバリチェロ。
バトンとともに1-2フィニッシュを達成したブラウンGP。注目のタイトル争いはジェンソン・バトン80ポイント、ルーベンス・バリチェロ66ポイントの2人に絞られてきた感がある。