トヨタ自動車は16日、『MR-S』のトランスミッションに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年10月18日から2007年7月11日に製作された1167台。
トランスミッション内部の変速用シャフト表面の熱処理が不十分なため、シフト操作を繰り返すとシャフトに亀裂が発生し、折損。トランスミッション警告灯が点灯して変速不能となり、停車と同時にエンジンが停止し、走行不能となるおそれがある。
全車両、変速用シャフトを良品に交換する。
不具合発生件数は36件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。