【フランクフルトモーターショー09】メルセデスベンツのプラグインHV…次期 Bクラス!?

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトモーターショー09】メルセデスベンツのプラグインHV…次期 Bクラス!?
【フランクフルトモーターショー09】メルセデスベンツのプラグインHV…次期 Bクラス!? 全 9 枚 拡大写真

ダイムラーは15日、メルセデスベンツ『ブルーゼロE-CELLプラス』の先行量産モデルを初公開した。家庭用電源から充電できるプラグインハイブリッド車で、2010年の市販を想定している。

フロントアクスルに搭載される小型モーターは、最大出力136ps、最大トルク32.6kgm。2次電池は蓄電容量18kWhのリチウムイオンバッテリーで、0-100km/h加速11秒以下、最高速度150km/h(リミッター作動)の必要充分な動力性能を発揮する。

モーター単独での最大航続距離は約100kmだが、バッテリー残量が少なくなると充電専用のエンジンが始動。このエンジンはスマート『フォーツー』用の1.0リットル直3ターボ(68ps)で、ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーの充電を行う。この結果、最大航続距離は約600kmまで伸びる。欧州複合モード燃費26.4km/リットル、CO2排出量32g/kmと、環境性能は非常に優秀だ。

バッテリーの充電は、家庭用コンセントから可能で、約6時間で完了。また欧州の主要都市に設置される急速充電器にも対応しており、50km程度の航続距離なら、約30分でOK。フル充電でも約1時間という実用性を備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. スズキ『フロンクス』、50万台生産を2年4か月で達成…日本への輸出も貢献
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る