自動車整備業市場調査、2009年以降2%減で推移する見通し…矢野経済研究所

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矢野経済研究所は、自動車整備市場の調査を実施して「2009年版自動車整備業の現状と展望」をまとめた。

調査結果によると、2008年の自動車整備市場は前年比3%減の5兆7720億円で、2年連続マイナスとなった。2009年以降は同2%マイナス程度で推移していく見通しで、2012年には5兆6000億円になると予測した。

2008年の国内自動車保有台数はマイナスに転じ、整備需要の減少に危機感が高まる中、入庫対策強化による競争激化で、工賃の低価格化が進んでいるため。

新車ディーラーでは、通常価格の6割引程度となるメンテナンスパックのラインナップ強化が図られているほか、中古車や他メーカー車両の整備対応を積極的に受け付けるなど、入庫台数の確保に注力している。また、整備事業者も整備需要の取り込みを狙い工賃や車検手続き代行費用を割引く動きも見られ、整備費用全体の低価格化に拍車がかかっていると分析している。

《レスポンス編集部》

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