北米日産の最量販車、アルティマ がマイナーチェンジ

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アルティマ
アルティマ 全 11 枚 拡大写真
北米日産は9月30日、『アルティマ』の2010年モデルを発表した。内外装のリファイン、オーディオやナビゲーションのグレードアップを図っている。

アルティマは、初代モデルが1993年に誕生。「U13型」の『ブルーバード』を北米向けに手直ししたモデルだった。現行の4代目は、2006年4月のニューヨークモーターショーで登場。初代から現在までの累計販売台数は、320万台以上という大ベストセラーだ。

2010年モデルでは、フロントマスクを中心にイメージチェンジ。グリル、ボンネット、フロントバンパーを新デザインとして、新鮮さを醸しだす。アルミホイールの造形も新しい。

室内は、シートなどの素材を見直し、質感を向上。エンターテインメント装備は強化され、ボーズ製オーディオ、最新HDDナビゲーション、i-Podなどが接続できるUSBポート、ブルートゥース対応ハンズフリーフォンシステムなどが用意された。

安全面ではVDCを全車に標準装備。リアビューモニターも設定する。

エンジンに変更はなく、4ドアセダンと2ドアクーペは2.5リットル直4(175ps)と3.5リットルV6(270ps)。4ドアセダンの「ハイブリッド」は2.5リットル直4+モーター(198ps)となる。ハイブリッドは米国EPA(環境保護局)予想燃費が、市街地14.88km/リットル、高速14.08km/リットル。燃料タンク容量は75リットルなので、ガソリン満タン状態で約1000km走行できる計算だ。

新しいアルティマは、10月5日に全米の日産ディーラーで販売開始。価格はセダンが1万9900ドル(約179万円)から、クーペが2万2440ドル(約200万円)から、ハイブリッドが2万6780ドル(約240万円)から。現地ではトヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』と競合する。

《森脇稔》

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