2016年夏期オリンピック・パラリンピックの開催地決定を前に、首都高速11号台場線レインボーブリッジを舞台にした、招致を応援するライトアップが2日限定で行われる。首都高速会社と東京都、東京オリンピック・パラリンピック委員会が協力して実施する。
吊り橋式のレインボーブリッジには、高さ126mの主塔がある。この主塔の台場側をスクリーンに、五輪や招致ロゴをモチーフにしたデザインを光と映像で投影。招致気運を盛り上げる。
公式メッセージと5色の光の中に「TOKYO 2016」「Uniting our Worlds」「東京」の文字など、20パターンの映像が用意され、5分間で1スクロールする動画になっている。過去にもライトアップイベントは行われているが、映像と光をあわせた投影は、今回が初めてだ。
国際オリンピック委員会(IOC)の約100人による投票は、日本時間3日午前0時10分に始まる。過半数を獲得する都市が出るまで、最下位を外して再投票が繰り返される。レインボーブリッジの演出は、投票10分前の3日午前0時まで続く。