豊田社長、米国のリコール問題は顧客第一で

自動車 ビジネス 企業動向
プリウス
プリウス 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は2日の日本記者クラブでの講演後の質疑で、米国のフロアマットによるリコール問題には「お客様第1で迅速に対応するよう指示している」と述べた。

【画像全8枚】

豊田社長は「トヨタの車(レクサス)に乗っていただいた4人の尊い命がなくなったことは非常に残念であり、お悔やみ申し上げる」と、米国での死亡事故に遺憾の意を表明。事故原因やフロアマットの不具合について現在、米運輸安全当局と協力して解明を進めていると説明した。

この問題でトヨタは、対象車種のフロアマットを外すなどの要請をユーザー向けに発信している。だが、事故の原因や欠陥性の有無などが明確になっていないこともあって、日本でのリコールに相当する措置はまだ取っていない。

380万台とされる対象車両は米運輸当局の調査によるもので、トヨタは仮にリコールにつながっても、どの程度に広がるのか現状では不明としている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  2. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  3. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  4. 【GR86×カーオーディオ】純正オプションに不満!? BLAMで高音質化への最短ルート[car audio newcomer]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 前編
  5. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る