【東京モーターショー09】トヨタ プリウスPHV コンセプト…自然との共生

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プリウスPHV
プリウスPHV 全 10 枚 拡大写真

トヨタ自動車は第41回東京モーターショーに『プリウスプラグインハイブリッドコンセプト』を出品する。初公開はフランクフルトモーターショー、日本では東京モーターショーがお披露目となる。

このモデルは、トヨタ車の駆動用バッテリーとしては初めてリチウムイオン電池を搭載し、家庭用電源などからの外部充電を可能とする3代目プリウスをベースとしたプラグインハイブリッドのコンセプトモデルである。

「キーワードは“The evolution of hybrid or sustainability”、循環可能な地球社会に向けたハイブリッド車の進化」と話すのは第2乗用車センター主査、田中義和さん。

「日米欧で正式認可を取得し世界初での商品化を目指しています。さらにはトヨタハイブリッドの象徴であるプリウスブランドの環境先進イメージ役につなげられたらと考えています」という。

ショーに展示されるモデルのボディカラーはベース車にはないライトブルーマイカメタリックを使用している。アウターミラー、ドアハンドル、リアのライセンスガーニッシュのところを高輝度のシルバーとして先進感を強調。さらにフェンダーのエンブレムもプラグインハイブリッド仕様に変更している。また、充電口は左フェンダーにあり、ここにも専用のバッチを採用している。

また、「ショーモデルなのでステッカーで飾っています。プラグと花をモチーフにしていて、自然との共生を表しているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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