【プジョー 308CC 試乗】嬉しくって口元ほころんじゃう…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
【プジョー 308CC 試乗】嬉しくって口元ほころんじゃう…岩貞るみこ
【プジョー 308CC 試乗】嬉しくって口元ほころんじゃう…岩貞るみこ 全 6 枚 拡大写真

だって、プジョーですもの。だって、オープンですもの。これって鉄板の組み合わせ? プジョーのデザインの巧さといったら、ほんとに女ゴコロをがっちりつかんで離さない。

精悍で、ほどよく色気があって個性的。さらに電動トップで屋根が開いてしまったら、自己顕示欲が弱い人だって思わず「嬉しくって口元がほころんじゃうワタシを見て」って言いたくなっちゃうはずだ。

試乗前、気になるポイントは4速ATであること。最近は多段化が進み、8速まで出始めたこのご時勢だというのにちょっと切ない4速である。だけど乗ってみたら、んなことどうでもいいやの加速感。ターボ付きのエンジンは、アクセルをススッと踏み込むとキレ味よろしく、シュターンと加速する。市街地で油断していると、ちょっとあわててしまうような伸びのよさである。

ガンガンに攻めようというのなら、多少の問題もあるのかもしれないが、オープンを明けて軽快に走らせる分には、ターボのトルクが上手に4速をカバーして、なんの問題がありましょう。いや、これで十二分に面白いですってば。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト
1962年横浜市出身。いま一番購買力があるとされるアラフィー世代を代弁する軽妙な論調に定評あり。交通安全啓蒙に力を注ぐほか、子供たちに命の大切さを伝えるノンフィクション作家としても活動。近著に『ハチ公物語 - 待ちつづけた犬 -』(講談社青い鳥文庫)。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る