メルセデスベンツ世界販売、今年最高…9月実績

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フランクフルトモーターショー09
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ダイムラーは7日、メルセデスベンツ乗用車(スマートとマイバッハを含む)の9月世界セールスの結果を明らかにした。総販売台数は11万4300台と今年最高をマーク。しかし、前年同月比は6.5%減にとどまった。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比5.3%減の10万4900台、スマートは18.4%減の9400台。メルセデスベンツブランドでは、セダン系モデルの販売が64%増と伸びた。西ヨーロッパだけで見ると、セダンの伸び率は95%に達する。

これは新型『Eクラス』投入の効果。新型Eクラスは今春の発売以来、すでに7万台以上を販売しており、高級セダン市場でのシェアは西ヨーロッパで40%、ドイツでは60%に達している。

また、セダンではマイナーチェンジした『Sクラス』の販売も好調。顧客の約20%は『S400ハイブリッド』(日本名:『Sクラスハイブリッドロング』)を選択しているという。

市場別では、アジアパシフィックエリアが前年同月比14.7%増の1万7700台と伸びた。これは中国の好調によるもので、中国では59.4%増の7000台をセールス。今年1 - 9月累計でも、43.8%増の4万6600台を販売している。

ダイムラーのJoachim Schmidt販売担当取締役は、「9月世界セールスはポジティブな結果。新型Eクラスが重要な役割を果たした」と語っている。

《森脇稔》

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