日産、西欧新車販売は17%増…9月実績

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欧州日産は7日、9月の欧州市場における新車販売の結果を明らかにした。それによると、総販売台数は5万4831台。前年同月比は8%減だが、西欧エリアに限ると17%増と大きく伸びた。

国別の販売台数は、英国が前年同月比28%増の1万6977台と、スクラップインセンティブの効果で大幅増を達成。9月2日にインセンティブが終了したドイツも、29%増の6047台と好調が続く。また、イタリアは12%増の5771台、フランスも18%増の5489台とインセンティブが需要を喚起した形だ。

車種別では『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が、前年同月比15%増の2万1382台をセールス。『マイクラ』(日本名:『マーチ』)は4%増の1万0445台を販売した。新型『ピクソ』も5363台と順調な立ち上がりを見せる。

欧州日産のベルナルド・ロワール販売担当副社長は、「西欧と東欧では販売結果に大きな差がある。西欧ではインセンティブによって回復基調にあるが、東欧、とくにロシアの落ち込みが大きい」とコメント。東欧エリアでも、政府による何らかの販売支援策が必要との考え方を示している。

《森脇稔》

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