EVメーカーのテスラ、北米でロードアシスタンスサービス

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米国テスラモータースは8日、米国とカナダの顧客を対象に、故障などのトラブル時に対応する「テスラモービルレンジャーサービス」を開始すると発表した。

テスラモータースは現在、世界で唯一、高速道路を走行できる性能を備えたEV、テスラ『ロードスター』を販売するメーカー。同車は最大出力250ps、最大トルク38.2kgmを発生するモーターを搭載し、0-96km/h加速3.9秒、最高速201km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。すでに全世界で700台以上が納車された。

今回導入したテスラモービルレンジャーサービスは、顧客満足度の引き上げが目的。顧客が所有する車両に故障などのトラブルが発生した際、専門スタッフが現場に急行する。

基本料金は1回につき100ドル(約9000円)。これに最寄りのテスラ販売店からの距離に応じて、1マイル(約1.6km)当たり1ドル(約90円)が課金される。対象エリアは米国とカナダで、ハワイのホノルルもカバーしている。

テスラモータースのGreg Zanghiサービス担当責任者は、「顧客は便利かつ素早い対応を求めている。自宅などに急行する今回の新サービスは、顧客のニーズに見合うもの」と語っている。

テスラはロードスターに続いて、2011後半に4ドアスポーツEVの『モデルS』を発売予定。今回の新サービスは、初めてEVを所有する顧客の不安を払拭するものといえそうだ。

《森脇稔》

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