レクサス LS スポーツ、先行発表

自動車 ニューモデル 新型車
LS460スポーツパッケージ
LS460スポーツパッケージ 全 8 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は6日、レクサス『LS』のマイナーチェンジモデルを日本に先駆けて発表した。LS初の「スポーツパッケージ」(日本では「バージョンSZ」)の概要が判明した。

レクサスは9月15日、フランクフルトモーターショーで欧州仕様のLSのマイナーチェンジモデルを初公開。内外装のデザインを変更し、いっそうの高級感を訴求するとともに、ハイブリッド搭載車の外観差別化が図られた。

しかし、フランクフルトで披露されたのはハイブリッドの「LS600h/600hL」のみ。今回、主力の「LS460」グレードの概要が明らかになった。

米国仕様のLS460の2WD(FR)には、新グレードとして「スポーツパッケージ」を設定。これはメルセデスベンツの「AMGスポーツパッケージ」、BMWの「Mスポーツパッケージ」のように、スポーティな走りを狙ったモデルである。

そのハイライトは足回りにある。快適性は保ちつつ、スポーティなハンドリングを求めて、エアサスペンションを専用チューン。ダンパーやスタビライザーは専用に設計された。さらに、高性能ブレーキの代名詞、ブレンボが奢られる。

外観は前後バンパーやサイドロッカーパネルが専用デザイン。グリルは通常モデルのメッキに対して、ブラックアウトされたハニカム仕上げとなる。足元は19インチの5本スポークアルミホイールで引き締められた。

室内はブラック+サドルレザー内装がエクスクルーシブな雰囲気。フロントスポーツシートとレザーステアリングホイールは専用だ。このステアリングホイールには、8速ATのパドルシフトが組み込まれる。

エンジンに関しては変わりなく、4.6リットルV8(380ps、50.7kgm)が搭載される。

このスポーツパッケージは、間もなく日本でも「バージョンSZ」として投入される見込み。価格は1000万円前後と予想される。LSにスポーティな走りを期待する顧客には、好評を博しそうだ。

《森脇稔》

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