【ホンダ ステップワゴン 新型発表】燃費で追い込んだエンジン、振動対策まで

エコカー 燃費
ステッフワゴン新型
ステッフワゴン新型 全 6 枚 拡大写真

先代の12.6km/リットルに比べ14.2km/リットルと、大幅に10・15モードの燃費を向上させることに成功した新型ホンダ『ステップワゴン』。

【画像全6枚】

見事エコカー減税の対象車になったが、今度はどんな新技術を搭載してきたのかと思って調べてみると、意外にもエンジンに新技術はナシ。じゃあ、どんな手で燃費を向上させたのか、燃費向上の開発を担当した本田技術研究所の新地高志さんに訊いてみた。

「開発当初から『ストリーム』のパワーユニットをベースにすることは決めていたました。これによって燃費向上は13.6km/リットルまでは読めていたんです。ところが社長の指令で、何としても『ノア/ヴォクシー』の14.2km/リットルを目指せ、ということになったんです」。

当然と言えば当然だが、ライバル車の成長で社長からトップダウンの指示が飛んで、何が何でも14.2km/リットルを達成しなければならなくなったワケだ。

「まずは徹底的にフリクションの低減を追求しました。ピストンリングの低張力化、ピストンのパターンコーティング…。それに電動パワステ(EPS)を採用した効果が大きいですね」。

しかし、それでも目標とする燃費には到達せず、最後はバランサーを外したのだと言う。バランサーは駆動損失を生む代わりに振動を軽減してくれるため、車体の軽量化になるためストリームでは採用していたのに、だ。

「その代わりに振動対策を車体側でやることにしたのです。しかし可変吸気のバルブ類など補機類などに弊害が出て対策が大変でした」

通常、エンジンの上下どちらかにしか装着されていないトルクロッドを上下に装備しているのは、そんな振動対策の一つ。しかし振動を車体に伝えることは防いでも、エンジン自体の振動は抑え切れない。エンジンの各部をつぶさに見直して築き上げた燃費性能。だけど最後は振動対策に追われることになったのだ。

《高根英幸》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『RX』に「モリゾー仕様」登場か!? シャコタン&極太タイヤの開発車両の正体は
  2. ドアは? マツダが新型スポーツカーを開発中!…土曜ニュースランキング
  3. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  4. 新型200ccエンジン搭載! ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R2』が登場、インドで発売
  5. メルセデスAMG GT 4ドアクーペ 新型、入門モデル「53」追加…544馬力モーターと800Vバッテリーで航続800km超
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る