スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに

スズキ スイフトスポーツ 新型の予想CG
スズキ スイフトスポーツ 新型の予想CG全 7 枚

スズキのホットハッチ『スイフトスポーツ』が、新世代モデルとして復活する可能性が高まっている。当初は2026年内の登場も噂されていたが、入手した最新の開発情報によると、2027年1~3月のワールドプレミアが有力視されている。

【画像】スズキ スイフトスポーツ 新型の予想CG

従来型「ZC33S」は、2025年に設定された「Final Edition」を最後に生産を終了した。しかし、スイフトスポーツの歴史そのものが終わるわけではなさそうだ。

スズキ・スイフトスポーツ ZC33S Final Editionスズキ・スイフトスポーツ ZC33S Final Edition

◆1.4リットルターボ+48Vマイルドハイブリッドか

次期型の大きなポイントとなるのが電動化だ。パワートレインには、1.4リットル直列4気筒ターボエンジンをベースに、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせるとの情報が入っている。

48Vシステムによるモーターアシストで低回転域のトルクを補いながら、燃費性能や環境性能の向上を図る。システム最高出力は150ps前後となる可能性がある。最高出力だけを見れば、近年の高性能ホットハッチとして突出した数字ではない。しかし、次期スイフトスポーツが目指すのは、単純なパワー競争とは異なる方向になりそうだ。

その鍵となるのが、スズキが掲げる「小・少・軽・短・美」の思想だ。スイフトスポーツは歴代モデルでも軽量な車体を武器としてきた。次期型でもボディや各コンポーネントの軽量化を進め、絶対的な最高出力より、パワーウエイトレシオやレスポンス、ハンドリングを重視する方向性が濃厚だ。

電動化によって車重が増加するスポーツモデルが多いなか、どこまで「軽さ」を維持できるかが、新型のキャラクターを決定づけるポイントとなるだろう。

スズキ スイフトスポーツ 新型の予想CGスズキ スイフトスポーツ 新型の予想CG

◆大型グリルで標準スイフトと差別化

エクステリアデザインも大きく変わりそうだ。スクープ班が制作した予想CGでは、現行スイフトの基本シルエットを生かしながら、スイフトスポーツ専用の大型フロントグリルを装着した。さらに専用バンパー、大型化したコーナーエアインテーク、フロントリップスポイラーを組み合わせ、標準モデルとの差別化を図った。

ブラックルーフとの2トーンカラーやブラックの専用アルミホイールも採用し、コンパクトなボディをよりワイドかつ低く見せるデザインとした。今回制作した予想CGの蛍光イエローのボディカラーも、次世代ホットハッチらしい存在感を狙ったものだ。

室内では9インチディスプレイを中心に、スポーツシートや専用加飾などを採用する可能性がある。高級化を前面に出すのではなく、運転に必要な機能をコンパクトにまとめる方向となりそうだ。

スズキ・スイフト 標準型現行スズキ・スイフト 標準型現行

◆ライバルは次期ヤリスの高性能モデルか

気になるのはライバルの動きだ。トヨタも次世代『ヤリス』をベースとした高性能モデルを準備しているとの情報がある。一時浮上した『GRスターレット』復活説についても、その企画が次期ヤリスのスポーツモデルへ集約されたとの見方が出ている。

高出力化や高度な4WDシステムで性能を引き上げるモデルに対し、次期スイフトスポーツは軽量ボディと扱いやすいパワーで対抗することになりそうだ。最高出力の数字を追うのではなく、日常域でも楽しめる軽快さを武器とする方向だ。

次期スイフトスポーツの価格は245万~250万円前後になると予想されている。従来型からの価格上昇は避けられそうにないが、300万円を大きく下回る価格を実現すれば、現在では希少になった手の届きやすいスポーツモデルとして存在感を示しそうだ。

「Final Edition」でいったん幕を下ろしたスイフトスポーツ。2027年に復活を果たすなら、48V電動化によって性能を底上げしながら、過度なパワー競争には加わらず、「軽さ」と「操る楽しさ」を磨くモデルとなることが期待される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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