新日石、中国で炭化水素ガス回収装置を合弁生産へ

自動車 ビジネス 海外マーケット

新日本石油は13日、重慶耐徳工業、システムエンジサービスと合弁で、中国で石油産業向けの環境・省エネ対策設備である炭化水素ガス回収装置(VRU)を製造・販売すると発表した。

合弁会社「重慶新日石耐徳システムエンジサービス有限会社」を設立、中国で事業を開始した。新会社の資本金は200万ドルで、新日本石油が40%、重慶耐徳社が40%、システムエンジが20%出資した。

中国では、環境規制強化により2012年には石油関連事業所などでのVRU市場は数百億円規模に拡大する見込み。新会社は、VRUの日本国内最大手メーカーであるシステムエンジ社の特許をベースとした技術、新日本石油が国内外で積み上げてきたマーケティングのノウハウ、重慶耐徳社の既存の生産設備を利用した低コストの生産体制を活用する。

同社では、中国の石油企業に対して積極的な事業展開を図り、2012年にはVRUを1000台以上販売することを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る