光岡 ビュート が復活…安全基準クリアで、エコカー減税にも適合

自動車 ニューモデル 新型車
ビュート
ビュート 全 2 枚 拡大写真

光岡自動車は14日、『ビュート』の仕様を一部変更し、新保安基準に適合したマイナーチェンジモデルを発表、15日より販売を開始する。また今回、新型ビュートはエコカー減税、エコカー購入補助金の対象車となった。

ビュートは平成5年に発売以来、16年間にわたり累計約9300台を生産したが、クラシックを演出するデザイン細部の形状と、メッキ加工を施した鉄製バンパーが、2009年1月1日の保安基準改正により、新規格に適合出来ず、新車の生産を終了していた。

しかし生産終了を惜しむユーザーの声が多かったため、ビュートが持つクラシックデザインを継承しつつ、保安基準をクリアするデザインを検討、今回のマイナーチェンジモデルが開発された。

主な変更点は、フロントフェイス・バンパー変更、フロントデイライト追加、リアバンパー変更、リアナンバーランプカバー変更、テールランプの変更など。ボディカラーにはこれまでの6色に加え、新色「ダークモカパール」、「ホワイトパール」が追加された。

価格は219万5000円から。

また、新型ビュートはエコカー減税、エコカー購入補助金の対象となる。以前は福祉車両を含めた改造車両は、ベース車がエコカーであっても減税・補助金対象とならなかったが、8月に福祉団体や同社を含めた改造車メーカーの働きかけにより「ベース車両がエコカーであれば車両取扱いディーラーが算定燃費値取得済証明を添付し各地方陸運事務局へ検査証を提出」することで減免対象として認められるようになった。

同社は「世間の「エコカー減税効果」より約5か月遅れての処置となったが、自動車不況の中、少量生産でも福祉車両を含む日本の改造車ビジネスにおいて大きな1歩と言っても過言ではない」としている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る