【ホンダ ステップワゴン 新型発表】パワートレインすべてで効率を追求

自動車 ニューモデル 新型車
ステップワゴン新型
ステップワゴン新型 全 6 枚 拡大写真

燃費性能を向上させた新型ホンダ『ステップワゴン』。i-VTECの遅閉じ用カム形状を使うことで燃費は向上するが、低負荷でも高回転時となると遅閉じではひどい吸気干渉が起こってしまうハズ。

【画像全6枚】

エンジンを開発した本田技術研究所の新地さんに訊いてみると、遅閉じ用カムを使うのは3000rpmまでに限られるという。つまり、それ以上の高回転域ではアクセルをあまり踏まない状態でも遅閉じにはなっていないのだ。実際にはCVTのおかげで低負荷ならどんどんハイギヤード化されていくから、減速時以外はそんな状態が長く続くことはなさそうだ。

そのCVTの効率アップにも秘策があった。伝達効率を考えるとトルクコンバーターより多板クラッチを使った方がいいと思うのだが、車重の問題からステップワゴンではトルコンを採用している。

「その代わり、トルコンの効率は徹底的に追及しています。ATFクーラーだけでなく、エンジンの冷却水でATFを暖めるウォーマーも装備して、早くATFの温度を最適化して抵抗を減らし、ロックアップも早く効くようにしているんです」。

発進時のトルコンスリップを損失ばかりと思っているヒトも多いが、実際には回転を上昇させてスムーズに発進させるだけでなく、文字通りのトルク増幅効果もある。さらにロックアップさせれば湿式の多板クラッチを上回る伝達効率を追求することもできるのだ。

トルコンCVTを採用したのには、すべての面においてベストと判断した結果なのである。

《高根英幸》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
  2. 150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
  3. 三菱『エクリプス スポーツバック EV』、NACS対応で今秋北米発売へ…日産『リーフ』のOEM
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. 日産『エルグランド』新型、フタバ産業の排気システム採用…部品点数削減と軽量化を実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る