『モータートレンド』SUVオブザイヤー、スバルがで2年連続の快挙

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レガシィ アウトバック
レガシィ アウトバック 全 8 枚 拡大写真

米国の自動車メディア『モータートレンド』は15日、「2010スポーツユーティリティオブザイヤー」を、スバル『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)に授与した。前回の『フォレスター』に続く栄誉で、同賞を2年連続で受賞したメーカーは、スバルが初めてとなった。

同賞は2008年11月1日から2009年10月末までの1年間に、米国で発表されたSUVの中から最高の1台を選出するもの。米国の自動車メディアが発表する賞としては、最も権威が高く、各方面から高い注目を集めるアワードとして知られる。

今回はトヨタ『4ランナー』、レクサス『RX』、リンカーン『MKT』、アキュラ『ZDX』、メルセデスベンツ『GLK』、キャデラック『SRX』、GMC『テレーン』、アウディ『Q5』、スバル『レガシィアウトバック』、シボレー『エクイノックス』、ボルボ『XC60』の11台がノミネート。『モータートレンド』のスタッフが、一般道、サーキット、オフロードなどの走行テストを3日間かけて行い、最優秀の1台を選び出した。

そして、イヤーカーはスバルレガシィアウトバックに決定。昨年のフォレスターに続いて、スバルが2年連続で受賞するという快挙を成し遂げた。『モータートレンド』のアーガス・マッケンジー編集長は、「新型アウトバックは、快適性、燃費、使い勝手、コストパフォーマンス(米国では2万2995ドル=約210万円から)に優れ、オフロード性能も高い。まさにオールラウンダー」と絶賛する。

スバルオブアメリカのトーマスJドールCOOは、「2年連続の受賞は非常に光栄。新型アウトバックの実力が総合的に評価された結果と思う」と、喜びを表している。

スバルの今年1‐9月米国新車販売は、前年同期比10.2%増の15万8421台。韓国のヒュンダイ、キアとともに、前年実績をクリアする数少ないメーカーのひとつである。今回の受賞は、スバルの米国での勢いを象徴するような出来事といえそうだ。

《森脇稔》

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