日産 フェアレディZ 40周年記念車…米国でも発売

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フェアレディZ 40th Anniversary
フェアレディZ 40th Anniversary 全 2 枚 拡大写真

北米日産は15日、『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)の誕生40周年を記念した特別限定車『40th Anniversary』を発表した。日本と同様の内容の特別なZは、2010年春、米国での販売がスタートする。

米国に最初にフェアレディZが上陸したのは、今から40年前の1969年10月22日。それまで、米国におけるスポーツカーといえば、ドイツか英国製と相場は決まっていた。しかし、日本から来た『ダットサン240Z』は、ポルシェの性能、ジャガーのスタイリング、そして日本車ならではの魅力的な価格を備え、現地のスポーツカーファンに受け入れられた。米国でのZヒストリーが始まった瞬間である。

40thアニバーサリーは、クーペの「ツーリング」グレードのスポーツパッケージ付き6速MT車がベース。外観は「40thクォーツ」と名づけられた専用ボディカラー、フロントリップスポイラー、リアスポイラー、ハイラスタースモーク仕上げのレイズ製19インチアルミホイールを特別装備。走行性能を引き上げるスポーツブレーキ(キャリパーは赤)とビスカスLSDも採用された。

室内は、シートやドアトリムにレッドレザーを使用。センタースタック、ステアリングホイール、シフトブーツなどには、赤いステッチがあしらわれた。シートなどには「40th Anniversary」のロゴが刻印される。

この限定車は2010年春、米国の一部日産ディーラーで販売開始。価格は現時点ではアナウンスされていない(日本では448万3500円から)。北米日産のAl Castignetti副社長は、「1969年といえば、人類が初めて月面に降り立った年。Zの偉大な歴史が始まった年でもある」と、Zの40周年を祝福している。

《森脇稔》

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