[動画]BMWの3輪コンセプト、シンプル…未来のシティコミューター

自動車 ニューモデル 新型車
シンプル(動画スクリーンショット)
シンプル(動画スクリーンショット) 全 6 枚 拡大写真

BMWは9日、ドイツのBMWミュージアムにおいて、コンセプトカー『シンプル』を発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。

シンプルは、4輪と2輪の長所を併せ持つ、環境に優しいシティコミューターとして開発。車名のシンプルとは、「サステイナブル&イノベーティブ・モビリティ・プロダクトフォー・ロー・エナジーコンサンプション」の頭文字に由来する。

パワートレインは、エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド(49ps)。車両重量は450kgと軽く、0-100km/h加速10秒以下、最高速200km/h以上の動力性能を発揮する。燃費は50km/リットル超、CO2排出量は0.5g/km以下と、環境性能の高さも特筆できる。

外観はバイクにボディを被せたようなスタイルで、前輪が1、後輪が2の3ホイーラー。空気抵抗係数を示すCd値は0.18と非常に優秀だ。全幅は1100mmしかなく、乗員は前後に1名ずつがタンデムに着座する。

ボディサイズは全幅が1100mmということしか公表されていないが、BMWによると、全高は『5シリーズ』(1470mm)と同等、全長は『MINIクーパー』(3700mm)よりも短いという。にもかかわらず、居住性は『3シリーズクーペ』に匹敵するというから驚きだ。

PR映像には、BMWのエンジニアがシンプルの狙いを解説。プロトタイプのテスト風景や、CG映像ではあるがバイクのように車体を傾けて旋回するシンプルの姿が紹介されている。未来のシティコミューターを感じさせる映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る